自宅で VPN は必要ですか? 必要な 5 つの理由をご紹介します。

どこかで VPN (仮想プライベートネットワーク) について見聞きして、いわゆるハイテクオタクやハッカーだけが使うものだと考えたことがあるかもしれません。しかし、オンライン生活が進化した今、VPN はより一般的になり、誰でも VPN を利用する理由があります。VPN は、パブリック Wi-Fi ネットワークに接続しているときのプライバシー強化に役立ちますが、ご自宅でインターネットに接続するときにも VPN を利用することをお勧めします。自宅で VPN を利用することを検討する 5 つの理由をご紹介します。

ISP による監視を阻止する 

インターネットサービスプロバイダー (ISP) を経由して自宅でインターネットに接続すると、オンラインでの行動は ISP から追跡できることをご存知ですか? 通常、トラフィックは HTTPS によって暗号化されますが、どのサイトにアクセスしているかは隠せません。ISP は、利用者がアクセスするすべてのサイトを見て、サイトへのアクセス頻度やサイトへの滞在時間などを追跡できます。ご自宅でインターネットに接続するたびに、個人的でプライベートな情報を大量に ISP に明け渡していることになります。そこでご自宅で VPN を利用すると、ISP に見られる前にトラフィックを暗号化することで、ISP による覗き見を防止できます。

共有のマンションネットワークでセキュリティを確保する

入居者への特典として Wi-Fi を提供するマンションなどがありますが、ISP と同様に、ネットワーク上の他のユーザーは、あなたがアクセスしているサイトを見ることができます。近隣住民全員と知り合いになることはできないでしょうし、ましてや彼らが犯罪ノンフィクションのポッドキャストに夢中なのか、本当にサイバー犯罪者なのかを知ることなど不可能です。大家や管理人からインターネットトラフィックが追跡されていないという確信はありますか? こうした心配があるなら、VPN はあなたと VPN プロバイダーの間のトラフィックを暗号化することで、共有ネットワークのプライバシーを強化できます。これでローカルネットワーク上の誰にもトラフィックを解読あるいは変更できなくなります。

詮索好きな同居人をブロック

共有のマンションネットワークと同様に、インターネット接続を共有すると、同居人や同じネットワークにアクセスする信頼できない他人から閲覧行動を覗き見られる可能性があります。ご自宅で VPN を利用すると、暗号化を一段と強化し、アクセスしているウェブサイトをネットワーク上の他人から見られなくなります。

リモートワークのセキュリティを強化

頻度の差はあれリモート勤務をすることは、何百万人ものオフィスワーカーにとって新しい常識となっており、そこで初めて VPN に触れる人もいます。在宅勤務者向けにエンタープライズ VPN を提供する雇用主もいれば、会社のファイルサーバーにアクセスするために VPN にログインすることを要求する雇用主もいます。

自宅から世界を探索

自宅で VPN を利用する楽しい理由もあります。数十か国の番組やウェブサイト、生配信にアクセスできるのです。別の地域だとオンラインショッピングがどうなるのかを確認したり、初めての場所でゲームをする感覚を味わったりできます。

1998 年よりユーザーのプライバシーを第一にしてきました