Lightbeam について

Lightbeam が機能する仕組み

Lightbeam はユーザーがアクセスしたサイトと、そのページでアクティブになっているサードパーティのサイトとの関係を可視化します。

Lightbeam は、それぞれのサードパーティがどのようにつながっているかを、グラフとリストの 2つの方式で可視化します。これらを通して、私たちはウェブを普段とは異なった形で見ることができます。

既定の Graph ビューでは、ユーザーがアクセスした個々のサイトと、ユーザーが使用しているブラウザーで実行されたすべてのサードパーティの要求をリアルタイムで可視化します。 調整可能なフィルターを使用して、より多くの種類のデータを瞬時に可視化することもできます。 List ビューでは、個々のサイトについてより詳しく調べるための選択肢が提供されます。 List ビューの「Site (サイト)」設定では、サイトから Firefox ブラウザーへの接続をブロックしたり、自分にとって関心のあるサイトを観察したり、可視化する必要のないサイトを隠したりするように設定できます。

また、Lightbeam にはユーザーが選択したサイトやそのサイトに接続しているサイトについてさらに詳しい情報を提供する情報パネルもあります。

Lightbeam の歴史

Lightbeam は 2011 年 7 月に、Mozilla のソフトウェア開発者 Atul Varma の個人的なプロジェクト Collusion としてスタートしました。 『The Filter Bubble』 (邦題『閉じこもるインターネット』) という本を読んでアイデアを得た Varma は、ウェブ上の閲覧行動とデータ収集を可視化する実験的なアドオンを開発しました。

2012 年 2 月に、当時 Mozilla の CEO であった Gary Kovacs が、オンラインでの追跡を明らかにするということについて語った TED talk (現在この講演は TED talk の中でも最も視聴されている講演の 1 つになっています) で、Collusion を紹介しました。

2012 年 9 月、Mozilla はエミリー。カー美術大学 の教員、学生と協力してこのアドオンの開発を進め、実装しました。 フォード財団と Natural Sciences and Engineering Research Council (NSERC) の支援を受けて Collusion は Lightbeam と改名され、2013 年秋に発表されました。

エミリー・カー美術大学との協力の詳細については、http://research.ecuad.ca/lightbeam をご覧ください。

Mozilla が目指す方向性と追跡に関するより大きな展望

Mozilla は、誰もが自分のオンランのプライバシーについて、また、そのデータを誰が収集するかについて、自分自身で意思決定するためのツールが必要であると考えています。 Mozilla は Lightbeam アドオンによって、コミュニティが調査を行うための貴重なプラットフォームを提供しようとしています。それが追跡とプライバシー保護についての認識を高め、分析を促進して、最終的にはその分野に変化をもたらすことになります。 Lightbeam は、ウェブユーザーに個人データの高度なコントロールと透明性を提供するために Mozilla とパートナー組織が協力して取り組んでいる、より重要な活動をさらに一歩進めるものです。

オンラインでの追跡とプライバシー保護についての調査を促進

Mozilla Foundation は、オープン Web の価値を世界でより広く知ってもらうために活動している非営利の組織です。さらに広範な Mozilla コミュニティでは、オンラインでのプライバシー保護の重要性が高まっていることを認識し、この問題への様々な取り組みを支援しています。 stopwatching.us
www.mozilla.org/dnt/

Lightbeam のデータ形式

Lightbeam で利用するファイル形式の詳細については GitHub 上のページ をご覧ください。

Lightbeam のパートナー組織

フォード財団は、人間の福祉向上という使命のために活動している非営利の組織です。 民主主義の価値を高め、貧困や社会的な不公正を減らすことに力を注ぐ企業や団体を支援し、人々の国際的な協力の実現と促進を支持しています。

エミリー・カー美術大学のソーシャル & インタラクティブメディア (SIM) センターでは、デザインおよびメディア分野の広範なプロジェクトを支援し、企業がブリティッシュコロンビア随一の創造性を誇る同校の教授陣や学生たちと直接コンタクトできるようにしています。