すべての人のためのウェブ

ウェブは、新たに数十億人もの人々がアクセスするようになり、新たなかたちで私たちの生活に関わるようになったことで、私たち一人ひとりの成長にとっても私たち皆の将来にとっても、不可欠なものとなっています。そして Mozilla のコミュニティが保護し促進しようと誓っているのは、まさにそのウェブです。すべての人々にチャンスをもたらし、人々をつなぎ、アイデアを提供するプラットフォームとしてのウェブです。

Mozilla は自らの理念を重視し、世界が必要とするインターネットを実現するために製品を作り、コミュニティに力をもたらし、スキルを教授して環境を作り上げています。

今年の Mozilla サミットには、90 か国から 114 の言語を使用する 2,000 人の人々が集まり、私たちはどのような人たちであり、協力し合って何を成し遂げようとしているのかということについて共通の理解を深めました。以下は、このプロジェクトのリーダーたちの考え方の一例を示す動画です。

Mozillian たちに支えられて

Mozillian とは、インターネットにオープン性、自由、参加の機会をもたらすという共通の目的を持った思想家、エンジニア、教育者、ハッカーたちの多様なグループです。Mozillian たちが協力し合うグローバルな活動によって、概念でしかなかった Firefox OS が 2 年間で店頭に並ぶスマートフォンへと結実し、ウェブについて知ってもらうためのイベントを 3 か月間で 1,600 件も開催するなど、多くの成果を達成しました。Mozilla は、私たちのこれまでの道のりと、この先に広がる明るい未来をたたえたいと思います。

持続可能性

Mozilla はこの年次報告書と併せ、2012 年度の監査済み財務諸表を公開しました。Mozilla は財務的にも組織的にも引き続き良好な状態にあり、その使命を前進させることができます。

Mozilla の収入の大半は、Google、Bing、Yahoo、Yandex、Amazon、eBay などの主要パートナーが提供する Firefox ブラウザーの検索機能によるものです。この 2012 年度財務諸表には、Mozilla にとって最大の検索プロバイダーである Google との間で締結された商業契約による収益も含まれています。双方にとってメリットのあるこの契約は 2011 年 12 月に締結され、少なくとも 3 年間延長されます。

Mozilla の収益に占める割合が増えているもう 1 つの要素が、助成金や皆さんのような個人の方々からの寄付といった一般からの支援です。こうした寄付は、Webmaker、オープンバッジ、Mozilla-Knight OpenNews など、Mozilla の考え方を新しい分野に広げる重要なプロジェクトに直接活用されます。